エネルギー回収型廃棄物処理施設 概要

項目 内容
焼却炉 炉規模 142t/日・炉
炉 数 2炉
処理能力 284t/日
処理対象物 一般廃棄物(産業廃棄物を除く)
炉形式 全連続燃焼式焼却炉
炉出口温度 850~1000℃
操業時間 24h/日
排ガス冷却 冷却方式 廃熱ボイラー方式
排ガス処理 有害ガス除去方式 消石灰・活性炭噴霧方式(乾式)
触媒脱硝方式
除じん方式 ろ過式集じん器方式
含じん量 出口 0.01 g/m3N 以下(停止基準)
煙 突 形 式 外筒 建屋一体型鉄骨造
内筒 鋼板製溶接造
高 さ GL+59m

設備のご紹介

プラットホーム

ごみ収集車はこのプラットホームに進入し、投入扉からごみピットへごみを投入します。

ごみピット・ごみクレーン

ごみピットに投入したごみを、ごみクレーンで撹拌し、ごみ投入ホッパに運びます。

焼却炉

焼却炉に入ったごみはダイオキシン類の発生を抑制するため850°C以上の高温で焼却されます。

ボイラ

ごみの焼却により発生する高温排ガス中の熱を回収して、高温・高圧の蒸気を発生させます。

ろ過式集じん器

排ガス中のばいじん、ダイオキシン類、塩化水素、硫黄酸化物を除去します。


主灰ピット・飛灰処理物ピット・主灰クレーン

焼却灰は主灰ピット、飛灰は処理薬剤で処理された後、飛灰処理物ピットに貯留されます。それぞれ、主灰クレーンで積み出され、場外へ搬出されます。

蒸気タービン発電機

ボイラで発生した高温・高圧の蒸気を利用してタービンを回し、1日最大6,330kWの発電を行います。発電した電気は施設内で利用され、余った分は売電されます。

中央制御室

焼却炉の燃焼状況、蒸気タービン発電機の発電出力、排ガスの公害監視など、施設内すべての設備の監視、制御を行っています。

ギャラリー